2003年、幅26mの「補助54号線」が都市設計が決定されて以来、計画の見直しを求める声が高まっている下北沢。7月末には、世田谷区区長は都に対して事業認可申請を提出。区では「下北沢駅周辺地区 地区計画案」を作成し、世田谷区都市計画審議会での採決をめざしています。この計画によれば、新しくできる道路や駅前ロータリー沿いでは、高さ60mまでの、高層化が認められるようになります。
また、東京都も下北沢周辺における用途地域の変更を今度の都市計画審議会に諮ろうとしています。これにより大幅な容積率の緩和が行われることになります。このような26m道路、60m高層化、再開発の波に対抗して、「下北沢を救おう」という動きが連続的に行われています。「キャンドルライトデモンストレーション」として、反対の意志表示をする催しが開かれた。
集会は下北沢・世田谷教会の広場。マリア像のある静寂なこの庭も道路建設用地であるため、集まった500人は灯したキャンドルを手にまちへ。「そのろうそくは何?」「道路反対のイベントなんだよ」と会話のきっかけが生まれていく。まちは誰のものなのか。行き交うすべての人のものではないのか。揺れるキャンドルライトはそんな問いかけを発しているようだった。
クライアントと建築家はどうやって出会い、どのような条件を乗り越えて、どんな家を実現していったのでしょうか。30代、40代限定で、関東1都7県で住宅設計に取り組む建築家を紹介する本「建築家の家本55人の建築家ガイド関東編」(小社刊・税込2,100円)が発行されました。出版を機に建築家の仕事をもっと知ってもらおうと、有志による「家本の会」が音頭を取って55人の仕事が一堂に会する展覧会を開催することになった。会場となったギャラリーサージには、現代美術メインの画廊で真白な壁面と前面ガラスが美しい。2日間だけの展覧会でしたが、パーティにはクライアントや地元住民、美術愛好者も集まり、約60人が作品を前に、住宅談義に花を咲かせたのです。公共建築にも個々の意見が活かされるようにしたいという考えのもと、多くの人が「皆で住宅のレベルをリードしていって欲しい。」「住宅の設計にはつらい時もある。そんな時、頼りになるのがこういった仲間だ」と意見を交わしあいました。