70年代の建築物が解体されていくなか、メタボリズムを代表するK氏の「マンションカプセルタワー」は9月21日の所有者の臨時総会にて、建て替え方針が決定され、順次作業を進行していく予定になりました。解体の懸念が取りざたされていたさなか、リスクも承知の上で、カプセルを購入し、臨時総会でも解体反対に一票を投じたSさんに話を聞いてみました。
---Sさんが、CGカプセルタワーに興味をもったきっかけは何ですか?
「ブルータス」の特集でCGマンションの住人が取り上げられ、それ以来そのコンパクト空間がずっと気になっていました。私はなんでも小さいものが好きなのです。車も小さいし、妻も小さいし(笑)、CGマンションはコンパクト好きにはたまらないものがありました。たまたまネットでマンションの1室が各安で売りに出されているのを知り、その時は迷っていたのですが、購入意欲はますます募り、その後今の部屋を購入したわけです。昔から、建築物を見るのが好きでロンシャンの教会やサヴォァ邸を見に行ったりしていたのですが、そうした旅行費用をマンションの購入費用に当てると思えば、案外すっぱりと決断できました。
---建て替えにいたるまでは紆余曲折あったのではないですか?
私が購入を決める前の段階での経緯は細かくわからないのですが、「建て替え推進委員会」という会ができていて、文字通り建て替えを推進する流れを作っていたのです。その一方で、アスベストなどで問題になっている箇所を除いて、カプセルを交換することでの、建物の保存に努めようにという考えもありました。いきさつを確認しようとたところ、議事録は作成していないとのことで、詳しく知ることはできませんでした。いまや、会議はいつのまにか話が進んでいて、先の臨時総会の出席者も30人を超え、委任状を持って参加しているため、実際にはそれ以上の参加者がいることになります。総数は5対1の割合で、大半が建て替え派でした。
コストの問題も大きいようです。カプセル交換は10㎡で800万円。アスベスト除去も含めた費用です。これが立替だった場合は500万円という試算が出ていたので、その点も大きかったようです。20cm埋まっている杭を建築当時よりも60%の強度に落ちていると仮定して、その杭も利用しての建て替えをするそうですが、しかし、一部の意見では、とても500万という費用ではできるはずがないという見解でした。一方で建て替え推進派はカプセルの取り外し時にボルトの強度が持たないという事実が判明した場合はどうするの?というところで責めてきます。
実際、建物は老朽化しており住人はたいへんな問題を抱えてきたのです。雨漏りや、夏場はものすごく暑いし、フラッシュドアは廊下の音が丸聞こえです。幸い、私の購入した部屋は条件もよくクロス以外はほぼオリジナルのまま。条件が悪ければ購入も見合わせていたかもしれません。私はこう考えるようにしています。確かに不便さはあるものの、これは都会で、キャンプ生活をしているようなものだと、ここでの暮らしは、お湯を沸かすのも、パンを焼くのにも、洗濯をするのにすら手間がかかるのですが、そんな日常の生活のわずらわしさすらキャンプ生活だと思って楽しんでしまおうと。なぜならCGマンションという名物件に住めるのです。むしろこれくらいのことは楽しむぐらいでないと。
最近よく聞くなんばで詳細な情報でベストな賃貸の物件が非常に分かりやすいです。
これから需要が伸びるであろうアパートでのインターネット設置に定評のある、キッズウェイをご紹介いたします。
話題の衣笠で素敵な不動産や話題の物件がたまらない!最高におすすめです!
購入した金額を考える、たとえば5年間建て替え計画が進行しなかったとして、ここでのキャンプ生活を満喫できることを考えたら、十分に元が取れると考えています。ここを拠点にして街を歩くということがとても楽しいのです。建物保存の気持ちというよりも、自分が少しだけお金を出して、生活を楽しみ、総会の時にはカプセル交換に一票を投じることができます。この楽しみを享受することが何より大きいです。(私は週末の夜に、茨城から出てきて、日曜の夜には帰るという生活をしています。)いわばもう別荘のような離れを1室を持ったようなものです。ただその距離が60km程もありますけど。(笑)。銀座のライオンに行くことを楽しみにしているのですが、なかなか常連扱いしてもらえませんでした。でも、常逆にしてもらえるまでがんばろうかなと考えるなど、楽しみがたくさんあります。
話題の札幌市で目的の不動産の情報と最新情報がオススメ!こちらのサイトが情報が豊富です!